電子書籍「目からうろこの機械学習」をご購入(ご検討)頂きありがとうございます。
この教科書は、分かりやすい教科書をいつまでも目指して、皆様からのフィードバックを元に、購入後もアップデートされます。
本書は「機械学習」の中でも、深層学習 (ディープ・ラーニング) の原理が学べる本です。
説明では、MIT (マサチューセッツ工科大学) で開発された Scratch (スクラッチ) を使って、実際にプログラムを書いていきます。Scratchはブロックを組み合わせてプログラムを作っていくので、誤りで動かなくなっていやになってしまうことがありません。
高校生、大学生、社会人の方が利用されることを想定しています。出てくる数学は中学・高校の数学の範囲内で、さらに、いつ習ったのかが分かるメモを付けました。数学からしばらく離れていた社会人の方にとっては、数学の学び直しにも役立ちます。もちろん、大学の理工系の数学を完全に理解している方が、本格的な勉強の前に読まれてもいいのですが、そういう方はたくさん出ている機械学習の専門書を読んだほうが早いと思います。
読者がどこが分からないのか著者が気がつかずに話が進んでしまうことはよくあります。 そのようなことを防ぐために、機械学習の初心者が著者として参加し、分かりにくいところはどんどん指摘して議論しながら執筆しました。登場人物3人の会話を楽しみながら機械学習を学んでいってください。
本書は、スマホやタブレット、パソコンなど画面サイズが変わっても、できるだけ快適に読めるように、リフロー型という形式で作りました。
現在の社会で話題になっている機械学習を、多くの方が教養として身につけていくためのお役に立てることを願っています。
【目次】
- 前書き
- 第1章 人工知能? 機械学習? 深層学習?
- 第2章 Scratch プログラミング
- 第3章 ニューラルネットワーク
- 第4章 機械学習の初歩
- 第5章 深層学習へ向かって
- 第6章 深層学習の仕組みと実装
- 第7章 手書き文字を機械学習で認識させてみよう!
- 付録A 深層学習を別の言語で書いてみる
- 付録B 線形回帰をScratch で書いてみる
- 付録C 本書を学んだ後の次のステップ
- 参考サイト・参考文献
- この本を作った人たち
- 索引